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トラベリング

トラベリング(トラヴェリング)はバスケで最もポピュラーなルールだと思います。簡単に言うと、ボールを持ったまま(ドリブルをつかない状態で)3歩以上歩いてはいけないというルールです。簡単なルールのように思われがちですが、このルールは結構奥が深いです。
バスケ上級者のゲームでも、トラベリングは多々見られます。最も基本的なルールと言えると思いますが、突き詰めれると大変おもしろいルールです。

トラベリングを考える上で大事になってくるのは、「軸足」という考え方です。軸足はピボット(ピヴォット)フットと言われ、基本的にはこの軸足を動かすとトラベリングとなります。
ボールを持ってから最初についた足が軸足となります。走っている状態でボールキャッチ、右足、左足という順番に足をついて止まったとしたら、右足が軸足となります。

ピボット

ピボット(ピヴォット)というのは、バスケでは突き詰めるとかなり高度な技術といえると思います。
ピボットというのは、ピボットフット(軸足)を軸として、他の足で足を踏み出すことを言います。軸足を動かさなければ、もう片方の足を何度も踏み出してピボットをするのは、バスケのルール上認められています。
ピヴォットフット(軸足)の決め方は様々な状況に応じて決まりがあります。両足をつけたままボールを受け取った場合は、どちらの足を軸足にしてもかまいません。

動いている状態でボールを受け取った場合は、ボールを持ったときに足が床についていれば、その足が軸足に、空中でボールをキャッチして片足ずつ(右足、左足というふうに)床についたときは、最初についた足、空中でボールをキャッチして両足で着地した場合は、どちらの足でも軸足にできることができます。