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野球のボール

野球のボールは、硬式用と軟式用に分けられます。野球でのボールの位置づけはとても重要で、硬式を使う硬式野球と軟式を使う軟式野球と、野球そのものが区別されています。
硬式ボールは、コルクやゴムなどを芯にして糸を幾重にも巻き、球状になったものを牛か馬の皮2枚で包んだものです。ボールの中が空洞になっていないのが特長で、プロ野球や高校野球で使われます。
軟式用は、芯がなく外側がゴムで作られていて、ボールの中が空洞なのが特長です。軟式ボールを使った野球は、日本で生まれたもので、ボールも5種類あり、サイズもミリメートルやグラムで定められています。

グローブ

ボールを受けるために投げる方と反対の手にはめます。グローブには大きさや色など細かい規定はありませんが、ボールの色と紛らわしい白色や灰色のグローブは認められておりません。
グローブの形状やタイプはポジションによって異なります。捕手用は投手の球を受けるために厚手に作ってあり、「キャッチャーミット」と呼ばれる専用のグローブを用います。
また1塁手のグローブも他の野手からの送球を受けることが多いため、ボールがこぼれないように深めに作ってあるのが特徴で、「ファーストミット」と呼ばれていす。
他にも、内野手用はゴロをさばいて送球しやすいように、やや浅めにされていたり、逆に外野手用はフライを捕球しやすいよう深めに作ってあるなど、工夫が凝らされています。

バット

バットは木製と金属製があり、プロ野球以外ではどちらでも使うことができます。
木製バットは主にアオダモという丈夫な木で作られ、きちんと芯でボールをとらえないと飛ばすことができません。金属製バットは中が空洞で反発力が高いため、多少芯が外れても飛ばすことができます。
バットの長さは42インチ(106.7cm)以下という条件をクリアしていれば重さの規定はありませんが、木製バットの場合は、長さ制限以外に1本の木でできていることも条件となります。